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1、『地上げ屋が暗躍して都市共同体破壊のお先棒を担いだという事実。』
都市再開発事業は「うめきた開発」に限らず世界中で実施され、それは此れからもずっと続きます。
都市再開発事業者の出自が都市共同体を破壊した「地上げ屋」であろうと、動機が利益追求であろうと問題ではありません。
彼等が立案した再開発計画案でも、様々な人々が各々の立場で批判・提案する事で「神の見えざる手」が働き、理想に近づくと思います。
2、『最初から哲学者不在の世界で、技術屋たちが引いた図面に、注文を付ける余地などないのです。』
「緑とイノベーションの融合」が集客の為の仕掛けであったとしても、企業が現実論(採算性・HOW)に拘るのは健全な姿です。
しかし、現実論のみが先行し本質論・理想論が置き去りにされていたら、将来臍を噛む結果と為り兼ねません。
遅ればせながらでも哲学者・歴史学者・人類学者・芸術家等が「WHY」「WHAT」を再検討する事が必要だと思います。
仮にロケーション・レイアウト・建設計画のハード部分の大きな修正が不可能でも、運営方法・使用方法等のソフト部分はこれから何とでもなると思います。
3、「うめきた開発」は関西政財界のバックアップの下、UR都市再生機構・三菱地所が進めているビッグプロジェクトです。
「うめきた開発」は関西の表玄関の開発であり、それを成功に導くのは「関西在住の学者の社会に対する義務・責任」だと思います。
先日の講演の主催者は関大環境都市工学部の北詰恵一教授であり、講演者の野村卓也氏は関大の卒業生で客員教授でもあります。
しかし木岡先生は関大を退職され、配慮すべきシガラミから解放されておられます。
先生の研究領域である都市問題において、二期工事の開始に際し、関西政財界を相手に堂々の論陣を張る事は壮挙であると思います。
関西・大阪の将来の為に木岡先生に御一考戴ければ幸いです。
木場雅次