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kiba1951
ゲスト

昨年12月に国立民族学博物館准教授:松尾 瑞穂 氏の「身体を媒体とするエコノミー インドにおける代理出産」に行きました。
日本で子宮障害等で不妊となっている女性は20万人余だそうです。
近年、不妊夫婦によるインドでの代理出産が増えていたそうです。
2012年7月の国連発表:インド全土に3,000以上の不妊治療クリニックと、4億ドル以上の代理母出産ビジネスとなっている。
中心はグジャラート州アナンド市で料金は2~3万ドル(アメリカの1/10)ですが、代理母には3千ドル程しか渡されないそうです。
方法は妻の卵子と夫の精子を体外受精し受精卵を代理母の子宮に移植するか、夫の精子と卵子ドナーが提供する卵子を体外受精させ、その受精卵を代理母に移植して赤ちゃんを出産させるのだそうです。
講師の方は関係者の証言として以下を挙げられました。
卵子提供をする女性:子供と自分が繋がっている?そうは思わない、自分と似ているとは思わない。
代理母:子供が出来ない人達に命を与えた。良い事をした。何時か自分にも良い事が帰って来るだろう。
受精卵を移植した女性:自分と子供が似て居るかは気にならない。子供が何処から来たかよりも、子供がいる事が重要。
しかし、2015年10月末にインドでの外国人向けの代理出産を禁止されたそうです。
実は日本でも諏訪マタニティークリニックの根津八紘院長が、日本国内初の代理母出産を実施し2001年5月にこれを公表しました。
2008年4月5日時点で根津医師が公表したものだけでも15例あるそうです。
上記について皆様はどの様に思われます?

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