2020年6月2日 9:44 PM
#562
kiba1951
ゲスト
代理出産の事例は余りにも問題点が多く、何処から手を付けたら良いのか判りません。
この問題は売血から始まり、心臓移植・生体肝移植・臓器売買・死体の冷凍保存サービスにまでに及びますが、いよいよ幕内の取り組みに入った感がします。
取り敢えず気がついた処から
1、講師が代理母の言として「子供が出来ない人達に命を与えた。良い事をした。何時か自分にも良い事が帰って来るだろう。」を挙げていました。
全ての代理母がこの様に思っているとは思えませんが、この重苦しい話題に対し呆気らかんとした言葉には肩の力がほぐされます。
仏教説話の「捨身餌虎」を思い出しましたが、ヒンズー教も仏教的な考えを共有しているのでしょうか。
2、「昔は養子縁組でよかった気がしますが。江戸時代とか」とあります
アメリカに於いては個人が集まって家庭・会社といった組織を編成するのに対し、日本では先に組織ありきで欠員に個人を補充してきた様に思えます、
子供に血族や家業の代表者としての機能が重視された時代ならば、血の濃さよりも能力が重視されたのだと思います。
今の日本に於いて家系・家業継承が重要視されない分、逆にDNAが重視される様になったのでしょうか。
これは日本の天皇制のあり方にまで波及しかねない問題だと思います。