新刊案内
木岡伸夫編『〈縁〉と〈出会い〉の空間へ――都市の風土学12講』萌書房、10月20日刊
2000年から関大で続けてきた大学院科目「人間環境学研究」(都市の風土学)のスタッフ12名による論集。都市空間は、人と人、人と自然のさまざまな〈あいだ〉から成っています。
タイトルの〈縁〉と〈出会い〉は、〈あいだ〉を開くきっかけ。それに関する論文6章が前半(Ⅰ)です。後半(Ⅱ)は、都市の形成を〈かたちの論理〉によって考える論文6章。以上の12章を読めば、「都市の風土学」とは何かがわかるように、編集しています。
「都市の風土学」を確立するまでの20年間の歩みが、この本に集約されています。
なお同書の合評会が、「木岡哲学対話の会」(11月22日)として開かれます。
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