- このトピックには1件の返信、1人の参加者があり、最後に浦靖宜により3年、 9ヶ月前に更新されました。
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木岡伸夫ゲスト
つい先日、中国人留学生K君から、「東京五輪はあるのですか?」と訊ねられました。意表を突く質問で、こちらは何も考えていなかったことにうろたえました。そのとき、とっさに出た答えは、「無理でしょう」というものでした。開催予定日半年前の現時点で、「感染爆発」と言える現状、とられるべき対策(首都圏のロックダウンなど)の不在……。こちらの状況はといえば、政権担当者から国民大衆(私を含めて)まで、日本中を覆っている「無責任」――前回投稿のテーマです――そのものです。対応すべてが後手に回ることで、こんなに早く露呈しなくてもよかったはずの、宰相の無能――記者会見の場で、だれ一人としてこの問題を質問しない、官邸付きの記者連中もヒドイ。「不開催」を公約に掲げた候補を押しのけ、「開催」を訴えて、都知事に再選されたオバハンのダンマリ。これらすべては、全世界に向けて責任を負うべき日本全体の、無責任の一端です。
いかがでしょう。私の「絶望」には根拠がない、という反論を示してくださる方は、おられるでしょうか――こちらは、それを期待します。逆に、もし当方の言い分に同感される方がおいでなら、どういう形で責任を果たすべきだと考えられますか? -
浦靖宜ゲスト
敗戦まっしぐらの中での「不退転の決意」が溢れる我が国のリーダーたちの心の強さに、我が国の変わらない姿勢を感じ、「絶望」もひとしおでございます。
東京は、二度のオリンピック中止を経験した稀有な都市として、世界史に名を残すことになるかもしれません。
狂言師の野村萬斎氏や歌手の椎名林檎氏らで構成される東京オリンピックの開閉会式の演出チームが解散したというニュースがありました。ほぼ電通のみで演出企画するようですが、どうやら、いつ中止になるかもわからない大会に、アーティストに出演依頼などできない、社内メンバーなら中止になってもどうとでもなるという判断が働いているらしいという話を知りました。具体的なレベルでは撤退戦が始まっているようです。
大会中止を判断した場合、大会準備のために払ったさまざまなコストをどうするのかという問題が降りかかってきます。なんの経済効果もないまま負債だけが貯まってしまった。
私自身は21世紀にもなって国威発揚イベントをやっても仕方ないと思ったので、そもそも東京五輪も大阪万博もやらなくていいという考えでしたが、とは言え、世界的パンデミックによる、大規模移動制限で、五輪が中止に追い込まれるなど、流石に誰も予想していなかったので、中止を判断することになる、今のリーダーにその責任の全てを負わすのは酷に感じます。
できるだけ公平に負債を分配するシミュレーションを考えた方がいいのではないか(五輪は国家主催でなく、都市主催なので、都民と他の県民での負債に差を設けるべきなのかなど考えるのが色々面倒ですが)。企業の廃業促進のように、もうにっちもさっちも行かないのなら、無理に生き延びさせずに、潰す負担を軽くする方策を検討したほうが良いのではないかと思います。
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