毎月21日更新 新着情報

2022年7月21日新着情報

1「木岡哲学塾」活動報告

◎木岡哲学塾Ⅰ:「対話の会」

1)報告事項

 717日をもって、春期に予定した全10回を完了しました。全10回のテーマ(提供事例)は、次のとおりです。

1回(3.13):「〈対話〉としての哲学」(オリエンテーション)

2回(3.27):「忘れられない出会い」

3回(4.10):「描かれないものたちへの思い」

4回(4.24):「「災害対応への想い」を「備えていた」につなげたい」

5回(5.8):「当事者会「いきるをつくる」の紹介」

6回(5.22):「哲学と対話」

7回(6.5):「「事実」と「真実」」

8回(6.19):「ドーナツを巡る邂逅」

9回(7.3):「啓発活動のジレンマ」

10回(7.17):「それぞれの気づき」(総括討議)

 

2)秋期の予定

 秋期の「対話の会」は、次の日程で行います。春期と同じく、隔週日曜午後(1416時)、全10回を予定しています。各回冒頭(30分程度)に、参加者の持ち寄った話題について意見交換を行ってから、PCAGIP法による「事例検討」(報告30分、討議60分)を行います。「対話の会」の理念や内容については、今月のエッセイ「対話の実践」をご参照くださるようお願いします。

  • 開催日(秋期):9.119.2510.910.2311.611.2012.412.18[2023]1.81.22(全10回)
  • 会場:木岡オフィス(阪急京都線相川駅下車スグ)
  • 参加費:500円(資料代、お茶代)

秋期からの参加を希望される方は、主宰者(木岡)までお申し込みください

n.kioka@s3.dion.ne.jp)。

 

◎木岡哲学塾Ⅱ:「読書会」

 7.24に春期を終了します。春期は「第二章 仮説的偶然」までを読み上げ、秋期は「第三章 離接的偶然」から開始することになります。難解な部分も多い哲学書ですが、各回2節ずつ読み進めています。全2時間の前半1時間を、テーマを決めてのレクチュアや参加者による研究発表・討論に充てています。後半の1時間が、テクスト読解の時間。本会は、「対話の会」とは性格が異なり、学問的な討議が中心です。順調に進んだ場合、秋期中に本テクストを読了する予定ですが、その後の方針は未定(参加者と相談のうえ決定します)。

  • テクスト:九鬼周造『偶然性の問題』岩波文庫ほか
  • 開催日:9.1810.210.1610.3011.1311.2712.1112.25[2023]1.151.29(全10回)
  • 会場:木岡オフィス
  • 参加費:無料

本会については、随時参加申し込みを受け付けます。

 

木岡哲学塾:「個別面談」

日(16時以降)・水金午後(原則として、1417時)、個別の面談・指導を行っています。継続的な個人指導(隔週もしくは月1回程度)のほか、希望される方との面談の機会も随時設けていますので、お気軽にご相談ください。ただし、事前に希望日時をお知らせくださるようお願いします。(n.kioka@s3.dion.ne.jp)。

 

2 関大哲学会への出演

2 関大哲学会への出演

 関西大学哲学会2022年度大会(7.16、関西大学尚文館501講義室)において、長らくかかわってきた同学会の会長職を退任しました。そういう節目の今回、「「哲学」としての風土学」と題する研究発表(討論を含めて1時間)を行いました。過去半世紀の研究歴をざっとおさらいする内容です。関心のある方は、発表用原稿にお目通しくださるようお願いします。

 →「哲学」としての風土学

3 拙著の翻訳出版

 『〈出会い〉の風土学 対話へのいざない』(幻冬舎、2018年)のフランス語訳(Mésologie de la renconre : Une invitation au dialogue, traduit et noté par Augustin Berque)が、2023年にÉditions Dehors社から刊行される見込みとなりました。それに先立って、本年7月には、同書「第一シリーズ 風土学入門」(SérieⅠ: Introduction à la mésologie)が、P.U.F.Presses Universitaires de France)『哲学研究』(Études philosophiques, nº142)に掲載されます。

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